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食欲の秋!秋の味覚といえば・・・「鮮さんま」

秋の味覚として皆さんは何をご想像されますか?

そんなときに代表格の一つに上がる「さんま」

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9月中旬を迎え小売店の価格も落ち着いてきたので、皆様の食卓にも上がっているのではないでしょか。

「今年のサンマは値段が高い!」と思われている方もいるのではないでしょうか。

確かに今年のサンマは例年から比べて高いようです。

初セリでは、1キログラムあたり数万円の高値が付いたそうです。

値段の高騰は色々な原因がありますが、今回は「サンマ漁」にフォーカスしてみましょう。

 

サンマの漁とは・・・

サンマの漁は、棒受け網と呼ばれる漁法が用いられています。

サンマの漁は基本的に夜間行われています。なぜ夜間なのかというと、サンマは光に集まる習性があると言われているからです。一般家庭数軒分に相当する電力で(現在はLED化が進み電力量も抑えられたそうです)大光量の光を海に照射します。

その光にサンマが集まってくる。そのサンマを漁船に設置された網に光を操り、追い込んでいきます。

そして網をつぼめてイッキに獲る。こうしてサンマの漁は毎晩のように繰り返されています。

 

このサンマを求めて多くの漁師が数か月間サンマの行動と共に生活する。

時には、荒波の中でも出船することもあるため、命がけの仕事だ。

 

新鮮なサンマの見極め方とは?

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見極めは色々とあるが、

 

  1. 口先が「黄色」になっていること
  2. 目の周りが透明になっていること
  3. お腹のあたりに張りがあること

    上記の点などがあるそうだ。

 

一番の旬って? 

サンマの一番の旬は、9月中からが身に脂がしっかりとのって太った大ぶりのサンマとなる。私はこれが「さんまの旬」だと感じている。人それぞれ味覚が異なるため、自分が「おいしい」と思った時がその人の「一番の旬」ではないだろうか?

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 まだまだ続くサンマの季節

水揚げ直後の鮮サンマを直送でご自宅に届けるサービスを行っている会社さんもあるのでそのようなサービスをインターネット等で探してみるのもいいだろう。

 

今年はまだ召し上がっていない方も召し上がられた方はもう一度、日本の秋の味覚「さんま」をご賞味あれ。

 

庶民の秋の味「サンマ」を絶やさないでほしいと私は思っている。これからも日本の漁業者ガンバレ!私のような消費者は食べることで支援します!